電動ドリルを固定したい理由
電動ドリルを固定しておける電動ドリルスタンドがあれば、電動ドリルを手で持っていなくてもいい ので、両手を使って作業でき、例えば研磨機としてグラインダーのように使いたいときなどに便利です。このサイトでは電動ドリルを様々な方法で使っていますので、電動ドリルの固定は欠かせません。
この記事で電動ドリルを固定している方法をご紹介します。
ドリルスタンドは市販品ではだめなのか
電動ドリル(ドリルドライバー)用ではなくインパクトドリル(インパクトドライバー)用のドリルスタンドなら市販品があります。
しかし、電動ドリル(ドリルドライバー)に合うドリルスタンドはなかなかありません。
職人好みのインパクトドライバーではなく、電動ドリル(ドリルドライバー)でドリルスタンドを実現させるには、市販品では適当なものがありません。
少し難しい話になるけど、そもそも電動ドリル(ドリルドライバー)とインパクトドリル(インパクトドライバー)は先端部の構造が異なるので、形状も異なります。
電動ドリル(ドリルドライバー)は先端に近い場所のほうが径が徐々に細くなる形状(テーパー型)、インパクトドリルは先端部の径が一定の形状(筒形)で、径が一定のインパクトドリルを固定するドリルスタンドはあるけど電動ドリル(ドリルドライバー)用は機種によって先端の形もさまざまになってしまいます。
こうした先端の形状に合わせるのが難しいので、電動ドリル(ドリルドライバー)向けのドリルスタンドを市販品で見つけることが難しいのです。
じゃあインパクトドリルにしたらいいじゃん
家庭用DIYで使うなら穴明け以外にねじ締めなどに使える電動ドリル(ドリルドライバー)の方が便利です。そのため、先端形状がテーパが他になった電動ドリル(ドリルドライバー)を固定する方法が必要なのです。
電動ドリルスタンドに必要なこと
- 電動ドリルが安全に固定できること
- 簡単で、収納に場所をとらないこと
- 電動ドリルのスイッチをONにしたままにしておけること
これらが全部かわないと満足できません。専用に保持する設備をつくったらそりゃ固定はできるけど、「どこに置いておくんだって」自己嫌悪になる。
1.電動ドリルが安全に固定できること
身近にあるもので簡単に固定するならF型クランプ。今更説明することもないと思うけど、ハンドルを握ると幅が狭まって固定される仕組みになっています。
F型クランプはDIYにはとても便利な道具ですので、持っている方も多いのではないかと思います。
電動ドリルスタンドとして使うため、F型クランプで電動ドリルを固定しております。固定するのは写真では椅子ですが机でもいいかと。しっかり固定できてます。
2.簡単で、収納に場所をとらないこと
DIYをする方なら持っている方も多いと思いますし、他にも用途は広いので持っていてもよいと思います。さらにサイズは様々なものがありますが、ドリルスタンドに使用するF型クランプは大きなものでもないので、収納に場所もとりません。
3.電動ドリルのスイッチをONのままにしておくこと
実は電動ドリル(ドリルドライバー)は押しボタンを押さないと回転しない仕組みになっています。またボタンを押す力の強弱によって回転を速くしたり遅くしたりもできるます。
一方、インパクトドリルはスイッチになっていて回転の調整はできないけど、一端スイッチをONにすればスイッチから手を放しても回転をONにし続けておくことができます。
インパクトドリルにしたら簡単なんだろうけど電動ドリルで実現したいのだ
電動ドリルのスイッチをONのままにする
これもF型クランプで固定します。下の写真のように F型クランプスイッチ部分をでクランプしてやればスイッチをONで固定できます。
F型クランプは挟む強さも調整できるのでドリルの回転速さも調整のうえ、スイッチをONで固定できるようになりました。
電動ドリルの固定やスイッチの固定も盛り込んだらこんな感じになった。クランプだらけだが使い買ってはすこぶる良いです。
簡単な電動ドリルスタンドができた
いろいろな場所に電動ドリルが固定できた。速度調整もできてルーターや研磨機のように使えるように!